講師資料(一部)
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令和7年度市町村保健師研修会【ZOOM研修】事業報告
日時:令和8年1月23日(金)13時30分~15時30分
テーマ:5歳児健診について
演題1:「5歳児健診について~茨城県少子化対策課より~」
講師:茨城県福祉部子ども政策局少子化対策課 主任 江戸 美穂 氏
【5歳児の国の方針について~市町村における今後の対応に向けて~】
■乳幼児健診に係る閣議決定事項等について
・こども未来戦略方針(令和5年6月)
今後3年間の集中的な取り組みとして「妊娠期から切れ目ない支援の拡充」内に,産後ケア事業の実施体制の強化を行うことと合わせて「乳幼児健診等を推進する」とある。
・こどもまんなか実行計画2025(令和7年6月)
ライフステージ別の重要事項として,「こどもの誕生前から乳幼児期まで」内に,乳幼児健診の推進が続けられ, 1ヶ月時及び5歳児の健康診査の実施に係る支援を進め,全国展開を目指すということが決まっている。
■母子保健法第13条の任意健診。他の健診は地方交付税措置であるのに対し,5歳児健診は国庫補助が受けられる。
■5歳児健診の概要
・目的,実施担当者,対象者,項目等について
・医師の診察が求められている
■国が出している国庫補助について
・実施主体:市町村
・補助率:国 1/2 市町村1/2
・補助基準額:5,000円/人
■乳幼児健康診査実施支援事業
・市町村事業として活用可能な補助あり
①健診医や多職種連携のための専門職等の確保のための派遣費用等の補助
1市町村あたり 884千円
②各健診の運営や基礎的な事項に関する研修,5歳児健診特化のフォローアップ体制の
研修費用 1市町村あたり293千円
■国庫補助の申請状況(最新の国のまとめ)
・令和6年度 3自治体/茨城県
・全国的にみても13%
※令和7年度 茨城県内,9市町村が5歳児健診を実施
■5歳児健診に関する課題(令和6年度こども家庭庁調べ)
・小児科医等の健診医,医師以外の専門職の確保が困難
・紹介先医療機関,紹介先の療育のキャパシティがない
・地域のフォローアップ体制が整っていない
■自治体における5歳児健診に関する課題と対応
①健診医等の不足により自治体内の全5歳児を対象とした健診体制が組めない
・二段階方式での実施が可能
・医師等専門職の健診や健診医派遣調整のための支援事業を創設
②発達面の評価を主目的とする5歳児健診の実施方法がわからない
・令和6年度に保育園との連携等に関する事例集を作成・周知
・有益な情報を含むポータルサイト公開
③要フォローとされたこどものフォローアップ体制の構築が課題
・関係省庁と連携して行えるよう通知している
■二段階方式及びモデル実施について
・令和7年度8月14日こども家庭庁成育局母子保健課通「令和7年度(令和6年度からの繰越分)母子保健衛生費国庫補助金に係るQ&A」問3-1,問3-2に詳細掲載されている
■5歳児健診の具体的な実施方法等について(下記参照)
・5歳児健康診査マニュアル
・5歳児健診ポータルサイト
・茨城県 母子保健センターで5歳児健診に係る情報交換会(令和8年1月29日)を開催
令和8年度実施計画について市町村間での情報交換
演題2:「5歳児健診の立ち上げから実施について~鉾田市の取り組み~」
講師:鉾田市子ども家庭課 技査 堀田 いづみ 氏
■鉾田市の乳幼児健診
・年に1回は保護者と会えるように設定している
乳幼児健診(おおむね4か月頃),1歳6か月児健診,2歳児歯科健診,3歳児健診,5歳児健診
・医療機関の協力について
病院2か所,診療所13か所中6か所
歯科16か所中9か所
■5歳児健診の立ち上げ~健診に期待されること
・県から5歳児健診のモデル事業に補助金交付に関する通知があり,手を挙げたことがきっかけである。当時の健康増進課母子保健担当が立ち上げた。平成28年7月から約2年間モデル事業として実施。平成30年4月から市の単独事業として事業継続。令和6年4月からは子ども家庭課で補助金交付を受け継続しており,今年度で10年目を迎える。
・当時の課題や発達に課題のあるまま就学を迎えない,子育て不安軽減のために5歳児健診のモデル事業の話は効果があると感じられた。
・こどもたちを観察する機会や保護者と話をする機会ができれば,こどもの特性に応じた関わりや環境整備ができ,安心して就学を迎える流れができると期待された。
■健診開始するまでの流れ,検討事項
・対象児の所属園に普段の様子を聴き取り,健診の時との違いから発達課題を見出す
・初めての健診のため,健診の必要性を組み込んだ案内文の通知
・発達課題を見えてくるための問診票の作成
・健診当日の行程,スタッフの人数・配置,発達課題を誰が伝えると効果的か
⇒(課題)
・診察をして発達の課題を伝えるのは医師,発達の特性を見極めるのは心理師,こどもたちに課題を出すのは保育士がいいとなったが,常勤ではない職員確保をどうするか
■各関係機関に協力依頼
・幼稚園,保育所:教育委員会や子ども家庭課,所属園への説明
・案内文,問診票:行方市に聴取,鳥取県マニュアル参考,心理師に相談
・心理師確保:健診等に協力いただいている心理師に直接相談
・医師確保:医師会長に相談後,健診協力していただいている小児科に直接相談
■対象者,方法,回数,事前準備,健診当日の行程,役割分担等具体的に決定
・問診票には,健診の様子を所属園や教育委員会に情報提供しても良いか,保護者の同意欄を設けている。
■5歳児健診を始めて顕在化したもの
・時間が必要(観察項目が多い,進行の停滞,児が飽きて集中力低下)
・集中力低下もあるのか,気になる児が増加
■コロナ禍の実施方法
・令和2年度のみ所属園巡回方式で5歳児相談という形で実施。保護者が見ていないため,結果に関して問い合わせが多数あった。
・令和3年度は短時間で行えるよう課題を絞り,集団形式に戻した。
■行動観察時のチェックリスト
・1グループ,A4用紙1枚に収まるように準備し各スタッフに渡す
■診察時記入用紙
・保健師が使用する。児1人に対し1枚準備。
・保護者にも感想を聞き,やり取りを記入。
・受診,個別相談,園での様子の確認なのか等保護者と一緒に今後の方針を決めている
■健診の成果
・資料参照
・保護者がどう捉えたかスタッフが直接確認できて,今後のアプローチを考えられる
・健診後に心配事がでてきた保護者が相談することが増えた
■課題
・資料参照
・保護者としては,手塩にかけて育てたこどもを否定された気持ちになり,良い気持ちはしない。自分の子育てを否定された・責められたように感じることもあると思う。
・保護者に寄り添うためにどうすればよいか,支援者側も考える
・3歳児健診までに支援者側が気づいたことがあれば,保護者に伝えておいた方が良いのではというところに行きつき,一昨年あたりから所属園からの聴き取りをするようにしている
■令和6年度受診結果とフォローについて
・資料参照
・精神面)要観察44.2%,集中力がない,指示行動できない,聞いていない,椅子に座っているときに足をばたつかせ落ち着きがない等
・フォロー:診察時に受診を勧める,別日に心理相談をする,ことばの教室や福祉サービスの案内,所属園や保護者に連絡する等
・健診結果は,所属園にも伝えている。健診後に何かサービスにつながらなくても,所属園を通じて担任から保護者に聴き取りすることもあるため,所属園と連携している。
・保護者の声:ことばの教室を勧めた後,教室に通ったことでことばが聞き取りやすくなった,あの時に言ってもらえて良かった。
・担当者として:保護者の子育ての困り感が少しでも軽減できて,こどもとの関わりが良くなれば良いと考える。健診時,身体所見は目に見えるためフォローにつながりやすいが,精神所見は目に見えないものが多く,保護者が納得しないとフォローがしにくい。保護者にこういうところに困っていないかという聞き方をすると,保護者が打ち明けてくれることもあるため,その時にフォローができる体制づくりをすることが担当としてできること。
・健診で困り感を抽出するため,1歳6か月児健診以降は公認心理師に当日相談を依頼している。また,園の先生方が日々の支援に困らないように,公認心理師による療育講演会を実施している。
演題3:「5歳児健診の立ち上げから実施について~阿見町の取り組み~」
講師:阿見町おやこ支援課 保健師 石川 美由希 氏
■5歳児健診の概要(資料参照)
・令和7年度から5歳児全員対象の集団健診を実施
・対象者には1か月前に通知
・実施項目について,入学準備相談は,就学相談についての情報提供を個別に実施。心理相談と入学準備相談は希望者のみの実施。
■健診を始めた経緯
・資料参照
・5歳児でフォローが必要な児を就学時相談にしっかりつなげていきたいという思い
・令和7年度からこども家庭センターが新設され新体制となることが令和6年度から決まっていたため,新体制になる前に準備をしてこども家庭センターの新設とともに5歳児健診を開始するという方針となった。
■健診実施に向けての準備(資料参照)
①実施方式
②医師への協力依頼
・町内の小児科医が年々減っている状況で,集団健診の回数を増やすことが難しいため,事業全体を見直し5歳児健診を実施する代わりに4か月児健診をなくす方針とした。
・医師に依頼する回数は変わらず。依頼時は,5歳児健診ポータルのアドレス,国から届いたマニュアルをお渡しした。
③教育委員会への協力のお願い
・教育委員会担当者もフォローが必要な児が就学時相談に至らないことを課題に感じていた。
・健診初回,スーツで背広を着て堅い印象であったため,相談しやすい印象の服装にしていただいた
④集団行動の把握
・健診中に集団教室を実施せず,別の方法を検討
・保護者が園での様子を把握できる方法を検討
→「園での様子共有シート」を作成
・「園での様子共有シート」は保護者または園の先生が記入
⑤巡回相談の見直し
⑥問診票の作成
・A3用紙,両面
・発達全般の部分は,心理士より数概念も確認した方が良いと助言あり,国のマニュアル+数概念(1~5まで数えられますか)の項目も追加
⑦保健相談で実施する課題検討
・医師診察で課題を実施すると,診察に時間がかかるため,保健相談の場で保健師が実施。
・課題は,「コミュニケーション」「物の用途」「しりとり」「じゃんけん」。国のマニュアルを参考にしたり,心理士に相談したりして決めた。
⑧受付番号のシールを作成
■5歳児健診の実施結果
・受診率は,95.3%。未受診者は,3歳3か月児健診にも来ず訪問対応した家庭で,大体は受診している。未受診者は電話連絡し,児の様子を聞いてその後のフォローを検討。
・保健相談:6~7ブース。受診者全員。
・心理相談実施:基本1ブース。1人につき40分ほど時間がかかったため,人数が多い時は2ブースで対応。
■良かった点
・就学前に,児・保護者のフォローができる体制となった。今までフォローしていなかった児でも5歳児健診により,フォローの対象に挙がってきたり,発達個別相談につながったり,保護者の就学に向けての心配に対応できている。
・年中・年長の初期からの早期支援につながっている。保護者としては,就学相談の先生と対面で助言してくれること,就学に向けての流れを具体的に知ることができるため,今後教育委員会に相談しやすくなっていると考える。
・「園での様子共有シート」は保護者が記入することがほとんどだが,保健師が確認することで集団生活の様子を聞くことができている。集団行動に課題がある児については,園の先生が記入していただいていることもある。園での様子を保護者が把握してくれているため,支援のしやすさも感じている。ただ,「園から保護者に伝えづらい」「伝えても家族にうまく伝わらない」ということもあるため,園から直接連絡をいただくこともある。
■課題
①「園での様子共有シート」について
・園より園での様子を先生に聞かないで健診に臨んでいる人がいるという指摘
→運用の仕方を各園に確認し,集団生活の様子を町がどのように把握するかについて検討していく必要あり。
②園との連携
・現在は,町が園との共有が必要と判断した児のみ共有している。園との共有について,保護者から同意はもらっていても,園との共有方法については今後も検討していく必要あり。
③巡回相談
・検診と巡回相談の情報共有システムを構築する必要がある。
演題4:「5歳児健診の立ち上げから実施について~下妻市の取りみ組~」
講師:下妻市健康づくり課 課長補佐兼係長 湯本 陽子 氏
■5歳児健診開始までの取り組み
①当時の現状
・発達相事業を月2回,1回3~4ケース実施してきたが,ことばの遅れ,こだわり,癇癪,多動といった情緒や行動に課題のある4~5歳児の相談が増え,予約がなかなか入らない状況が続いた。3歳児健診以降でこどもの成長を確認する場がないことから,県の5歳児健診等モデル事業を活用し,平成29年度から「5歳児発達相談」を開始。
・資料参照
②5歳児発達相談の内容
・資料参照
・下妻市は,虫歯の罹患率が高く歯科チェックを実施
③5歳児健診への移行
・資料参照
・発達相談では,集団生活に入ってから顕著になる児の成長発達の躓きや子育ての困難さ等の特性に保護者が気づくことができ,相談につなげ必要に応じて専門的な発達支援を受けられる場となること,保育施設・教育委員会・福祉等関係機関との連携を深め,子育て療育体制を構築できることを感じていた。医師が入ることで,より専門的判断が可能となるため,5歳児健診の導入を検討。
■5歳児健診について
・目的,対象者,実施方法,実施時間については資料参照
・巡回型と来所型による集団健診の組合せ
・実施時期:5月〜10月。健診後の支援教室を利用する期間を増やすこと,保護者や児に早期に関わることを目的とし,前半に実施している。
・実施時間:保育施設では午後にお昼寝の時間となってしまうことが多いため,午前中とした。医師の診察にある程度の時間がかかることを見込み,5歳児が多い保育施設は2日間に分けて今年度は実施している。
①健診当日までの準備(資料参照)
・対象児の日頃の様子が分かるよう先生方が気になるところ,困っているところを記入いただく事前質問票の作成を依頼。質問票には,児の氏名を全て入れて園に渡している。
・保護者宛の通知文には,5歳児健診の目的等を入れて保護者に意識付けや理解を促している。
・問診票は,表面を家族に事前に記入してもらう。(回収は保育施設)
・健診実施日の約1ヶ月前に保育施設の事前打合せを実施。回収していただいた問診票の受け取り,当日の流れの確認,事前質問票を元に気になる児の情報交換を図っている。
・保護者の心配事,3歳児健診の状況,過去の関わりの経過等をまとめたスタッフ共有シートを園ごとに作成し,スタッフや各保育施設の職員全員に渡して健診を実施。事前に医師にも共有している。
②健診当日の流れ
・事前カンファレンス:医師以外のスタッフ全員。これまでの乳幼児健診の受診状況,家庭環境,注意を払う家庭,支援事業に繋げたい5歳児,保育状況等の情報共有を実施。
・対象の児は,名簿順にビブスを着て実施。
・身体測定:低身長が疑われる児は成長曲線に記入して,伸びを確認
・スポットビジョンスクリーナー
・朝の活動・制作等の観察:集団活動。保育施設によって多少内容は異なるが,健康づくり課から内容を提示しており,保育施設の担任の先生を中心にいつもの通り行っていただく。
・精神・言語発達の確認:心理職が1人ずつ面談。会話,口音等の確認,じゃんけん,しりとりなどのルール理解,微細運動などをみていく。
・動作模倣・サーキットトレーニング:1人ずつインタビューをしてから,ケンケンパ・ジャンプ・平均台等の動作を通して,運動機能や順番が守れるかといった行動をみている。
・小児科医師の診察:3分程度/人。計測値,精神・言語発達の状況,運動機能の発達を診察し医学的判定を行っている。
・事後カンファレンス:当日の様子,日頃の様子,保護者が記入した問診票の内容等を踏まえてスタッフ全員で行い,異常なし,既医療,要医療,既療育,要相談のいずれか総合判定を行っている。判定基準は,5歳児健診マニュアルを参考にしている。
・場所は,ホール内で各ブースを作って実施。園の設備に応じる。
■5歳児健診の受診結果
・支援教室を案内する「要相談」の割合:約3割(令和7年10月時点)。支援教室の案内チラシをお渡ししている。
■5歳児健診後の支援事業(資料参照)
・個人結果票に当てはまる内容の事業のチラシを同封して案内
①小児科医との相談会:巡回型は保護者不在のため,十分な説明ができないデメリットあり。健診の結果に疑問を持ったり,子育てに悩みがある保護者に対し対応する場が必要と考え,5歳児健診を担当していただいた小児科医による相談会を今年度から実施
②5歳児キッズ:要相談判定となった方を対象とした集団で利用する事業。
・こどもの成長発達の確認,保護者が児の特性に対する理解や相談,就学へのつなぎを実施。
・年中児と年長児を対象。
・リトミック・サーキットトレーニング・リズム体操・おやこ体操等体幹やバランスを養う遊び,絵本の読み聞かせ,工作・粘土,ことば遊び,興味の幅を広げる遊び,社会性を育むルール遊び,就学に向けた学習指導。
・スタッフは,保健師,保育士,健康運動指導士,元教員。初回参加者には,必ず面談を実施し5歳児健診での様子を伝えたり,保護者の気になることなどを話し合い,今後の支援について相談していく。
・必要に応じて,発達相談事業,医療機関,障害児福祉サービスなどに繋げていく。面談は定期的に実施。
・5歳児キッズの開催日に合わせて,年に2回就学担当課の担当職員に参加していただき,修学に関しての相談の場を設けている。
③ことばの教室:発音不明瞭,吃音など言葉に関する教室。1人20分の個別対応。教育相談員,保健師が担当。
④ペアレント・トレーニング:公認心理師,保健師が対応
⑤訪問型家庭教育:就学に向けて支援が必要と思われる家庭を担当課に繋ぐ・
⑥⑦は随時担当課に繋いでいる
⑧各小学校との情報交換
・市内全小学校に伺う。
・次年度就学する幼児について,5歳児健診の結果で要相談だった児の情報を提供し小学校の先生方と意見交換をしている。
・学校支援課,子育て支援課,健康づくり課の庁内の関係課が参加している。
・注意深くみていただくために就学時健診前に実施。
・前年度に情報提供した児の就学後の様子について先生方から話を伺っている。新入学児の情報を把握することができ,支援体制を構築する上で参考になった。配慮を要するお子さんに注意を払いながら見守ることができたというご意見あり。
■5歳児健診の成果・課題
・資料参照
【Q&A】
(下妻市に質問)
Q 結果の伝え方について,郵送で保護者は知ることになり,その方に合っていると判断される市の教室のチラシも同封しているということか。
A 個人結果票を作成し園を通して配布している。その中に御案内する事業があれば,チラシを同封する。園にも結果を提供して連携を図っている。
Q 保護者がいない中での実施だと思うが,郵送で結果を通知し何か御意見や対応に苦慮した点はあるか。
A 5歳児発達相談を開始してから時間が経っているため落ち着いてきているが,今でも結果の理由についての問い合わせは入る。ただ,発達相談を開始した当初に比べると質問は減ってきている。当初は,要相談になった家庭に理由を電話連絡していた。現在は,結果票を作成することで対応している。口調荒く問合せが来ることもあるが,理由をしっかり説明すると最後には理解され,支援教室に繋がっている。
Q 園での実施だがスペースや物品等園にお借りすると思うが,園の反応は?
A 最初から快くお借りできた。
(阿見町に質問)
Q 医師が1人で30~35人を診察していると思うが,受付から最終カンファレンスまでかかる時間はどれくらいか。
A 受付時間は12時30分~,13時~,13時30分~,14時~,の4段階で実施。14時10分まで受付時間は設けている。医師は12時45分から依頼している。大体15時くらいまで診察していただいている。カンファレンスまで入れると定時くらいまでかかっている。
Q 受付時間を4段階に分けているということは,4グループに分けて実施しているのか。
A 4グループに分けて,待ち時間ができるだけ少なくなるように調整している。
(鉾田市に質問)
Q 健診のスケジュールは?
A 13時30分まで受付,13時30分~14時身体計測(2グループ全て),14時~15時行動観察,15時~16時30分ごろまで診察,16時30分~17時近くまで情報共有の時間となっている。
Q 未受診者への対応(どこまで追っているか等)はどうしているか。
A (鉾田市)全員。次年度には100%受診となっている。
(阿見町)2回くらい来ない時は園に連絡し,様子を確認。大丈夫そうであればフォロー終了。気になることがあれば,訪問する等個々でフォローを検討。
(下妻市)はがき送付,園の先生に協力いただく,保護者に連絡するという方法で受診勧奨している。今年度は健診が終わってしまったため,健診後フォローにあった,小児科医への相談に繋ぎ診察していただく予定。今年度,2名ほど受診していない児がいるため,フォローをしている状況。それでも繋がらないときは園に確認している。
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