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令和7年度土浦・筑西ブロック合同専門研究会

更新日:2025年10月22日

講師 岡本 玲子 氏
講師 岡本 玲子 氏
令和7年度土浦・筑西ブッロク合同専門研修会


1 日時 令和7年9月30日(火)13:30~
2 会場 茨城県市町村会館 201会議室
3 演題 「人々の元気を支える★保健師のコアとすごワザを確認しよう!」
     講師 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
     教授 岡本 玲子 氏
4 内容
【保健師のすごいこと&保健師のコアを確認しよう!】
1937年に法律ではじめて保健師という言葉が使われました。諸外国では、「看護師・助産師法」が大半で、保助看をそろえて法制化している国はみられません。日本は、諸外国とは違い保健師を冠する保健師助産師看護師法を持つめずらしい国です。また、保健師の約7割が行政機関に所属し対人支援・政策の両面から全国の公衆衛生の向上に取り組んでいることも特徴の一つです。
しかし、保健師には保健師全体の協会などがなく、全国保健師長会などのいくつかの団体が存在します。それぞれの団体が様々な意見等を発信しても保健師全体の総意とはならないことも課題の一つです。
 
 保健師の総意の第一歩としてデルファイ調査の結果を見ると、合意に達した保健師のコアは、国内外の各種枠組みの内容を網羅していることが分かりました。
※保健師のコアバリューとコアコンピテンシー
 コアバリュー
  保健師の価値・規範であり、行動や意思決定の基準であとなる根源的な考え方。
 コアコンピテンシー
  保健師の中核となる能力であり、考え方や姿勢、行動特性が含まれる能力。

【プチトーク(シンク・ペア・シェア):この実践に詰まったコアを読み解こう!】
事例をもとに、コアバリューとコアコンピテンシーの分類についてペアワークを実施し、発表しました。
 ペアワークを通して様々なコアバリューとコアコンピテンシーを見つけることができ、また、他の発表を聞くことで新たな気づきを得ることができました。

【セルフチェック:あなたの実践に根付いた保健師のコアの認識タイム!】
自分がこれまで実施してきた活動などを思い起こし、コアバリューやコアコンピテンシーに該当するものがあるか振り返りを行いました。実際の活動を思い浮かべながら、先生の話を聞き、普段実践している活動には、たくさんのコアバリューやコアコンピテンシーがちりばめられていたことに気づき、普段の活動に自信を持つことができました。普段から、コアバリューやコアコンピテンシーを意識することで、視点が広がりより良い活動につながるのではないかと感じました

【グループトーク:「私」の気づき&「私たち保健師」のすごワザを言葉に!】
 各グループで、この研修会を通しての学びや気づき、自分の活動を振り返ったことで気づいたコアバリューやコアコンピテンシーなどについて話し合いました。
お互いの活動や経験を共有し、フィードバックすることで、新たな気づきを得ることもできました。
 グループ発表での意見では、「普段の業務を言語化したり、言葉に落とし込んだりすることがなかった。コアバリューやコアコンピテンシーに落とし込んだことで自分たちの活動を意味付けできたことがよかった。」「普段、コアバリューなどを意識して実践していかなかったが、後輩にも伝えて意識していくことが大切だ。」などの意見がありました。

【コアは保健師の自信と誇りの土台~普及と活用へ~】
 公衆衛生とは、人間がより人間らしく生きられるための「生」を衛ることであり、基本的人権を衛ることが使命です。公衆衛生を支える保健師は、人々の「生」を衛る大切な役割を担っています。
 「自信と誇りをもって」私たちが活動するためにも、私たちの活動を言語化し理解を得ること、コアバリューやコアコンピテンシーを意識活動していくことの大切さを学びました。
研修の様子
研修の様子
グループワークの様子
グループワークの様子

 

 

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