講師 山口 忍 氏
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令和3年度健康づくり指導者研修会
保健師等人材育成レベル1-1(新任期)
日時:12月2日(木)10:00~16:00
会場:茨城県立健康プラザ
1 開会・挨拶
2 報告
講義 茨城県の保健師人材育成の考え方
講師 茨城県庁統括保健師 感染症対策課 技佐 川上智美氏
(1)自治体保健師の状況
(2)保健師の人材育成について
茨城県保健師活動指針
茨城県保健師人材育成指針第2版
(3)保健師活動の振り返り
新任保健師育成ガイドライン
グループワーク
演題① 「保健師として,今の自分のこと」
自己紹介
“半年間の保健師活動の振り返り”を基に自分自身の活動状況の意見交換をする
演題② 「家庭訪問で実施するアセスメント」
事例 生後3か月児を家庭訪問
家族構成 母親 30歳 1か月間里帰り
父親 31歳 会社員
姉(3歳)
3か月児 R3.8.20生 第2子 男児 39週 2,960gで出生
※グループワーク:訪問結果を上司に報告する内容について話し合う
・3か月児だけではなく,母親,姉,父親の生活の様子を把握できたか
・母親が不安に思っていること,相談したい内容をアセスメントして,
保健指導や支援につなげられたか
・支援計画に基づいた援助が実施できたか
・母親と共通して認識できたことや残された課題を確認できたか
講義 家庭訪問から地域の健康課題を考える
講師 茨城県立医療大学 山口忍教授
・個人,家族の健康問題を理解し,支援することが保健活動の基本
・個別保健指導(支援)から地域の健康課題へ発展させる視点の重要性
・個のアセスメントの積み重ねから地域の共通課題を見つける
・保健師が行う地区診断とは,日常業務の中で行う意図的な情報収集
その情報を積み上げて次の課題を見つけていくことが保健師活動
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