茨城県市町村保健市連絡協議会 事業報告 tag:http://www.iba-hokenshi.jp/ 茨城県市町村保健市連絡協議会 事業報告 2020-02-12 令和元年度市町村保健師研修会 tag:http://www.iba-hokenshi.jp/, 2020-02-12:128 2020-02-12 令和元年度市町村保健師研修会 日 時 令和2年1月30日(木) 13:30~15:30 会 場 茨城県市町村会館 2階 会議室                  (演題)「人が集まる、目を引くチラシの作り方」 (講師)NPO法人男女共同参画おおた 坂田静香 氏 (講演内容) ○ 非営利で無料にもかかわらず、人の集まらない講座の言い訳トップ3 (坂田講師自身の経験として)  第1位 「いつかは報われる」(開き直り)  第2位 「市民の意識が低い」(責任転嫁)  第3位 「天気が悪かった」「天気が良すぎた」「天気には勝てない」  番外編 「こんないい講座に来ない方が悪い」「やる事に意味がある」      「私は専門職だから企画は向いていない」「地域性に合わない」など   ⇒ 人が来ない原因は「企画力」と「広報・PR力」が不足しているだけ  「チラシ(=広報・周知)」と「企画」は掛け算の関係 ⇒ どちらかが「0」だとトータルも「0」 ○坂田講師の作るチラシが人を集められるようになった理由  ① 目的をチラシに一切載せないようにした  ② 対象者を絞って企画する  ③ タイトルにもこだわる(身近なゴールの設定)   ○「企画力」と「広報力」向上のために  □ 対象者が読む雑誌の企画内容をリサーチ  □ 企画する人材を増やす(企画を募集する、チームで企画をする)  □ 参加してほしいターゲットに近い(年齢、価値観等)企画者の意見を尊重する  □ 他地区や同業他社の内容、人の入りをリサーチ  □ 参加動機をリサーチ  □ アンケート結果を分析  □ 積極的にいろいろな講座や研修に参加する(講師選び、仲間づくり)  □ 年齢・性別・ライフスタイル・仕事が異なる人と会話する機会を自ら積極的に設ける  □ 対象者の会話をそっとチェック  □ 既存の広報ルート以外の広報手段を探すこと  □ 対象者に響く言葉を探る(電車の中吊り、待ちの看板、ラジオ等)  □ 口コミ、ネットコミの利用 ○手に取ってもらえるチラシづくりのポイント  ① ターゲットの心に響くキャッチ―な言葉を探る  ② パソコン技術を磨く(ワードの簡単なテクニックでチラシは作れる)  ③ 認知力の低いカタカナ語や専門用語はタイトルに使用しないこと  ④ できるだけイラストを入れる。複数を入れる場合には同じ作者のイラストを入れる  ⑤ タイトルは紙面の上部1/3が勝負 ⇒ HP掲載用にも使える   ⑥ 対象者によって、文字の大きさ、言葉遣い、広報媒体、申込方法が異なる  (具体的には)   ・チラシはカラー用紙に1色または2色刷り ※輪転機で作成(フルカラーはコストがかかる)   ・講座の詳細は裏面を活用   ・横書きの場合左上が最初に目に留まる場所(縦書きの場合は右上)=ゴールデンスポット   ・企画のウリをいかに目立たせるか   ・対象者を絞らない土曜の午後の講座は惨敗する   ・コース全てへの参加を条件にすると集客しにくい   ・過去の参加者のよかった感想を載せる   ・講座の参加対象者と参加決定権を持つ人が異なる場合もある(決定権を持つ人向けに周知)   ・講師紹介は「人気の~」「評判の~」「今話題の~」などでアピール   ・退職後の男性は図書館に行くことが多い⇒図書館に多くチラシを配置   ・FAX、メール、電話など対象の年代に合わせた申し込み方法を選択 ○キャッチコピーのポイント (1)こんなタイトルでは人は集まらない ● 得られるものが不明なスーパーゴール型「世界平和をめざして」「地域福祉の向上のために」 ● 社会背景タイトル型「変わりゆく社会と女男」 ● ゴールが主催者目線型「医療費削減のために」 ● 言葉足らずで内容不明型「マナー講座」「健康講座」「介護予防講座」「環境学習会」 ● ダジャレ系「○○しま専科」「俺たち団快世代」 ● 疑問系「特定健診とは?」「フレイルって何?」「NPOってなに?」「地球温暖化って何?」 ● 認知率の低い専門用語型「SDGsセミナー」「エンパワメントセミナー」 ● 相手の立場を否定型「おやじ改造計画」「子供に嫌われないための講座」 ● レッツ系「人権を今学び合おう」「地域で子育てを楽しもう」 ● 人に言えないタイトル型「尿失禁講座」「DV被害者セミナー」 (2)いいキャッチコピーのポイント  ■ ゴールが見える、対象者がわかる断定形もしくは体言止め   「子育てママのためのお金がたまる家計術」   「もうひとはな咲かせるための女の生き方塾」   「ひとりでがんばらない子育てのススメ~ワンオペ育児から抜け出すヒント~」   「シニアライフをステキに彩る生き方・暮らし方講座」  ■ 子ども向け、親子ものは楽しそうなタイトルを   「夏休みだよ!パパとキッズのチャレンジ大作戦」   「親子でつくろ!ゲキうま クリスマス料理」  ■ 講師のセールスポイントを入れ込む   「有名シェフが直接指導!男の料理教室」「名人から教わる手打ちそば作り」   「人気コメンテーターに聞く世界の『いま』」「地元で評判のドクターから学ぶ健康講座」   「あのプレゼンの達人によるスペシャル講演会」   「○○市が生んだ女性トップリーダーから学ぶ成功セオリーと仕事術」   「大河ドラマ『江』『篤姫』の人気脚本家が贈る、歴史と人生の舞台ウラ」  ■ 数字の表現方法 ×                  ○ 33.6%がリピーター           3人にひとりがリピーター 46.2%が癌になっている        2人にひとりが癌になっている ほぼ100%が満足と答えている        96.2%が満足と答えている 年間700万人の子どもが貧困で死亡 4秒に1人が貧困で死亡 25時間で1万円              1時間、なんと400円 ひと月4500円の寄付            1日わずか150円、ペットボトル1本分 ひと月500円の節約            年間6000円、10年で家族旅行ができる! 10ヘクタール            東京ドーム2個分がすっぽり入る大きさ 岩手県の面積は15280㎢      四国4県とほぼ同じ面積 ○もっとも大切なこと   まず企画ありき!   ① 対象者を徹底的に絞る   ② 対象者の心に響くゴールの見えるタイトルをつける   ③ あとは担当者の熱意と努力 令和元年度第2回専門研究会(全体) tag:http://www.iba-hokenshi.jp/, 2020-01-08:126 2020-01-08 令和元年度第2回専門研究会(全体) 期 日:令和元年12月20日(金) 会 場:茨城県市町村会館 201会議室 〈演 題〉『市町村保健師の皆さんへ~地域に責任を持つ保健師活動、地域から期待される保健師ですか~』 〈講 師〉茨城県保健福祉部 健康・地域ケア推進課  田邊 好美 氏 〈講演内容〉 〇市町村と県との人事交流【田邊氏】 ① H19~20 高萩市(母子保健係長)   〈感想・気づき・喜び〉   ・住民との距離が近く、職員の言動や発信への反応がダイレクトに戻ってくる。常に細かい配慮をし、住民への影響を考えることの大切さを実体験で覚えた。まさに住民目線になる。   ・日頃、地道に丁寧な活動をしていると、住民は保健師の発信を真摯に受け止めて、自ら協力したいと言ってくれる。そして、その住民の力は、保健師が想定した以上の効果をもたらし住民間に広がり、さらなる発展をし、継続性や地域に根差したものになる。   ・住民との協働!支援していた人が協力者になってくれる喜び。 ② H29~30 阿見町(健康づくり課長) ・保健師の計画的採用を要望…課一体となって人員の確保へ。欠員3名+2名を 要望。(町長へ提案) ・保健師の採用…大学への協力依頼、インターンシップ(見学会、先輩との交流)、学生実習を受けるのは大変ではあるが、「このまちに就職したい」と思ってもらえるチャンスにもなる。   〇町の健康課題と取組を体系的に捉える    ・係を超えて、町民の健康について全体の取組を考えることが必要。     〇町全体を見る ・担当業務と他とのつながりを考え、図に落とし込むなど、体系的に捉える。システム化につなげる。(図や明文化しておくと他への説明に使え、理解されやすい) ・保健事業を、単独事業でなく、体系的に捉え(システム化)、この活動は、何(誰)のために、何を目指しているのか、10年後、5年後、3年後、1年後の姿、目標値を描き計画し、評価と修正を重ねていく。  〇個別支援が基本で、やっぱり大事   ・個別の支援をしっかりアセスメントして実践する。訪問前後の相談・報告・共有が大切。   ・困難や希少事例は事例検討で、知識・経験を共有。対応を一人の責任にさせない。うまくいかなくてもみんなで知恵を絞った結果である、自己否定を和らげる。       〇保健師定例会を活用した人材育成    ・育てそだち合うチームとして、メンバー保健師の原点、このチームはどこを目指しているのかを共有する。   〇茨城県保健師活動指針    茨城県の保健師が目指す保健活動・・・「地域に責任を持つ保健活動」   〇地区担当制の導入    ・地区の主担当は決め、中学校区で2~3名で担当し補い合う(母子、成人業務担当を入れる)。    ・個別、地区支援は地区担当が実施。業務担当が担当した方が効率的なものは業務担当が実施。   〇地区担当制の開始(2年目)    ・地域でつながる具体策:まずは、個別支援、地区の教育から。    ・4月に、区長総会で保健福祉部長から説明(全地区で、町民の「あいことば」の健康講話を実施)。    ・健康講話の実施に向けた各地区との調整から、地域の人とつながり、地域の人の力を得て実現する過程を体験。地域の人に育てられる保健師。    ・地区ごとの健康課題の分析。(地区の状況:強みと弱みに合わせた健康講話    ・災害時保健活動も意識   〇地区担当制の反響    ・総務課長から良い評価をされ、人員要求の一つの玉になる。 ・「町民の声が伝わって」議員から反響あり。 ・担当保健師に地区の状況を知ってほしい、若い保健師を育てたい…という住民の気持ちが見えてきた。   〇めざす地域保健活動を描きながら、まずは地域に足を運び、対象者やその周囲の話をよく聞いて、しっかり生活を見ることから始めよう。       〇公衆衛生を担う保健師は、日々の暮らしの場にいて、普段と違うことが起きないように配慮し、必要とされる時に関わる。問題が起きないようにする目立たない活動だが不可欠であり、自治体にいなければならない。   〇公衆衛生、保健は、支援を拒んだり制度の狭間に置かれる住民を受け止め、すべての人の健康権を守る役割がある。(業務担当制では難しい面がある)   〇私たちの活動の原点は、地域に責任を持つことを自覚し、住民の健康のために、保健師として考え判断したことを実践する。歩みを止めてしまわない限り、目指すところに進んでいる。困難があっても、一人でなければ必ず乗り越えられる。一人にしないで協力し合う職場づくり、に皆で努力すること。 〈グループワーク〉(年代別グループワーク) ① どんな保健師になりたかった、なりたいか。 ② 地域に責任を持つ保健師の活動をしていますか。具体的にはどんなことに取り組んでいますか。 ③ 地域に責任を持つ保健師活動を意識して、これからどのように活動していきますか。 *グループワークの発表 ・住民も変わってきている。自分たちも変われるように住民の声を聴く必要がある。 ・住民へ健康課題を伝えていない。民生委員の定例会等で話をする予定。 ・スタッフが同じように地域で教育できる共通媒体を作成している。 ・個別支援、業務分担が主になっている。広い視点から問題をとらえられるようにしたい。 〈講評・まとめ〉 〇田邊氏   「できるか、できないか」ではなく、「どんな活動をしていきたいか」を後輩につないでいってほしい。  〇茨城県立健康プラザ 健康づくり情報部長 松本 敦子 氏   ・市町村内でも、「こんな仕事をしたい」という話をしてほしい。そこから、「こういうまちづくりがしたい」につながっていく。言葉に出していくことが大切である。   ・「住民」が主語になる活動をしていく。住民からの言葉を大切にして活かしていく。   ・地区担当制だけが良いわけではなく、業務担当と併用でも構わない。地区担当にこだわらなくていい。望ましい住民の姿が描ければそれでいい。住民と一緒に考えていく、検討の場を作ってほしい。 令和元年度筑西ブロック専門研究会 tag:http://www.iba-hokenshi.jp/, 2019-12-17:125 2019-12-17 令和元年度筑西ブロック専門研究会 期 日:令和元年10月18日(金) 場 所:結城市公民館 集会室 出席者:23名 14:05~15:40 講演 〈演 題〉認知機能の低下を予防するシナプソロジー      ~脳を活性化してこころと身体を元気にしよう!~  〈講 師〉医療法人大誠会内田病院 統括介護部長 黒木勝(まさ)紀(き)  〈講演内容〉    講演は、実技を交えながら楽しく、笑顔のあふれる研修会となりました。 〇シナプソロジーとは       シナプソロジーとは、じゃんけんや記憶動作系など基本動作に対し、感覚器刺激や脳の認知機能刺激を変化させ続け、それに反応することで脳を活性化させていくプログラムである。       ※刺激の変化のことを「スパイスアップ」という。        〇認知機能 認知機能は年齢とともに緩やかに低下する。認知症の前段階の経度認知障害(MCI)の時に、適切な対処をすれば回復したり、発症を遅らせることができる。   〇認知症施策推進大綱(基本的考え方)     認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる社会を目指し認知症の人や家族の視点を重視しながら、「共生」と「予防」を車の両輪として施策を推進していく。   〇シナプソロジーが高齢者に必要な理由 ① 動きが伴う、②他者とのコミュニケーションがとれる、③自然な笑いが出る、 ④部分的な変更や修正ができる、⑤認知機能が向上する  〇シナプソロジーをする上で大切なこと ① できるようにするメソッドではない。 ② 一度決めた基本動作は絶対に変えない。 ③ 刺激を変えて、脳の混乱を楽しむこと。 ④ 刺激に対する反応方法として、必ず動きや発声(言葉)を伴う。 ⑤ スピードを上げたり、負荷を上げたりするものではなく、刺激を変える「スパイスアップ」をしていく。         〇シナプソロジー資格認定制度がある。       シナプソロジー普及会HP参照。   15:45~16:10 グループワーク    「茨城県保健師人材育成指針第2版キャリアラダーの活用について」     各市町村での活用状況を、グループに分かれて情報交換を実施。 〇キャリアラダーをつけていない市町村、統括保健師との面接を実施していない市町村もあったが、ラダーをつけることにより自分の振り返りになるので、今後の自分のやるべきことや方向性が見えてくる等、必要性を確認できて参考になった。 16:10~16:15 講評 筑西保健所保健指導課 鈴木課長   〇ラダーは専門職としての評価である。まずはつけてみること。   〇統括保健師との面接は、「気づきの場」である。   〇保健所保健師は、ラダーを1人ずつ個人ファイルにして保管している。   〇保健師は誰のために働いているのか、地域住民がどうなってほしいのか考えながらできるとよい。      令和元年度水戸ブロック専門研究会 tag:http://www.iba-hokenshi.jp/, 2019-12-04:124 2019-12-04 令和元年度水戸ブロック専門研究会 日時:令和元年11月22日(金) 13:30~15:30 場所:地域医療センターかさま 行政棟 出席者:18名 司会:藤枝(市町村保健師連絡協議会) (13:30) 1 地域医療センターかさま 施設紹介・見学    当該施設は、笠間市の「医療・保健・福祉」の拠点として、市立病院、保健センター、地域包括支援センターを集約した施設。 病児保育室も備え、生後6か月から学童期までの受け入れを行っている(事前登録制)。看護師、保育士の2名体制で運営。 (13:50) 2 講演「シナプソロジー○Rの活用について」   講師 Rise total support 代表 所 圭吾 氏(理学療法士)    「シナプソロジー○R」は、(株)ルネサンスが開発した脳活性化プログラム。全ての年代の健康づくり支援と、身体的・社会的・精神的健康を実現させることが目的。    今回は、参加した保健師自身のために「シナプソロジー○R」を提供し、地域での活用事例などを紹介。   ○脳の機能を向上させるためには    ・新しい適度な刺激・体験を与える(普段しないことにチャレンジ・適度な混乱刺激・複数の事を同時作業等)    ・動く、動かす(言語・手足)    ・五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)からの情報を得る    ・感情(笑い)を刺激する    ⇒「シナプソロジー○R」は、基本動作に対して感覚器を通じて入る刺激や脳の認知機能に対する刺激を変化させ続け、それに反応することで脳を活性化させていくプログラム。必ず動きを伴うよう構成されている。   ○「シナプソロジー○R」が効果を発揮する背景    ・働く世代の5大疾患  ①精神疾患 ②糖尿病 ③悪性腫瘍 ④脳血管疾患 ⑤虚血性心疾患    ・気分障害(躁鬱含む)の総患者数      男性は仕事世代、女性は幅広い年齢層に多い(4人に3人は未治療)    ・職場の人間関係にストレスを感じている人が一番多い    ・精神障害等の労災補償件数は右肩上がり   ○「シナプソロジー○R」の効果    ・ドーパミンの分泌を促進するA10神経を活性化      ●目的意識が持てる(意識)      ●興味をもってできる(注意・集中)      ●楽しい(意欲)      ●動きを伴う(四肢・発声)(動き)      ●五感と関連させる(感覚・五感)      ●ほかのイメージや記憶と結びつける(記憶)      ●繰り返し行う(反復)    ・手先の器用さの向上    ・注意・判断力の向上    ・認知機能の向上    ・爽快感の向上    ・抑うつ・倦怠感の低下   ○「シナプソロジー○R」の活用    ・職場での活用 ⇒職員同士のコミュニケーションが増える 会議の雰囲気が良くなる 効率があがる 月曜出勤の憂鬱さが減る 退職者が減る など    ・地域での活用      ⇒介護予防・フレイル対策、認知症予防、住民主体の通いの場の拡充       「人」と「人」とのつながり「人間関係の構築」が重要       地域住民が主体性を持ち「互助」を目指す       主体性をもって活動できる場を増やし、それを支援する (15:25) 3 キャリアラダーの活用について    茨城県水戸保健所保健指導課 武藤 章代 課長    ・キャリアラダーを活用してみて、統括保健師との面談をしてみての所感を是非寄せてほしい(本日のアンケートに記載を)    ・取組みがまだの所は、まずは新任期の保健師からでも始めてほしい    ・部署が変わってもそれまで積み上げてきたキャリアはそのまま評価してよい 2019年度保健師等人材育成研修レベル1(新任期)2日目 tag:http://www.iba-hokenshi.jp/, 2019-11-22:123 2019-11-22 2019年度保健師等人材育成研修 レベル1(新任期)2日目                                1 開 会・挨 拶    市町村保健師連絡協議会 森 陽子 会長 2 報 告   演 題:3年目先輩から~楽しかった経験,大切にしたいこと~    報告者:2名 (1)潮来保健所保健指導課 門馬あすな 氏  ①保健師になった動機:健康教育に関心があった。看護師として勤務している中,病院に来た保健師の働く姿を見て保健師になった。  ②1年目:目の前の事で精いっぱい   2年目:1年目に経験したことを活かして何が出来るか考えた。研修を企画実施した。   3年目:担当以外の業務にも興味がわいてきた。       ③楽しかったこと・やりがいを感じたこと:住民からの感謝の言葉や経験・課題をもとに指導方法を検討したり,地域の関係機関との連携を通す中でやりがいを感じた。       ④今後大切にしたい事:◎考えて仕事をする◎焦らず丁寧に仕事をする◎人と人との繋がりを大事にする。◎私生活も楽しむ     (2)坂東市健康づくり推進課 倉持知世 氏 ① 経 歴:健診センター勤務後保健師として就職する。 ② 1年目:母子保健担当(母子手帳交付・マタニティクラス・フ ァミリークラス・2カ月児相談・2歳児歯科検診・中学生赤ちゃんふれあい事業・身体障害者駐車場発見管理等) 2年目:母子保健担当(1年目に+発達支援相談事業・妊産婦健診等償還払い事務) 3年目:母子保健担当(1歳6ヵ月健診・発達支援相談事業・償還払い事務・医療機関契約事務) ③ 楽しかった経験:かわいい乳幼児と触れ合える・市内の幼稚園・保育園・小中学校に行ける・特定保健指導もできる・やりたいことが出来る(出前講座・保健センターの装飾) ④ 大切にしたいこと:◎初心を忘れない◎住民目線で◎適度なストレス発散 3 講 演     演 題:アセスメントから課題の抽出と対策の樹立    講 師:茨城県立医療大学保健医療学部看護学科 教授 山口 忍 氏     ・これからの研修内容「私の次年度に向けた自分の活動を明確に示す。」     ・地区診断の過程の復習     ・関心を持った健康課題についての説明:事業ありきにならないように。地域と個人の状態を動機に。主語は「住民」で「○○出来る」と状態を表現する。      わかりやすい言葉で     ・地域概要:住民の健康と関連づけた内容を記入する     ・健康課題の整理:自分が情報収集したことを組み立てながら分かりやすく(系統だてて)説明する。「多い・少ない」ではなく数字で表現する。     ・健康課題の抽出:健康課題は住民の課題である。行政の課題ではない。          「住民が○○することが出来る。」     ・新しい課題の解決に向けて自分はどう取り組むかを示す。自分が出来ることを等身大で具体的にかく。     保健師活動とは…       家庭訪問・健康教育・健康診断・健康相談・地域組織活動,この5つを合わせて保健師活動である。母子事業・高齢者事業・精神事業等…連動で考えていく。また,市の計画や予算等も意識することも大切。 4 個人ワーク 5 グループワーク  (1)9グループに分かれて,それぞれ事前課題について講演会の内容を参考に各々説明し,グループ内で内容等の検討を行った。グループには指導保健師・ファシリテーター(市町村保健師連絡協議会役員や県保健師)を置き,また山口講師がグループを回り必要時アドバイス受けた。  (2)最後の20分で,改めて山口講師からのまとめのお話を伺う。地区診断は立派に仕上げるのではなく,住民に合わせたものを作ること。 (3)質疑応答     Q 健康課題が難しかった      A 出来るだけ詳しく示す。そうすることによって必要なデータも明確になる。正解はない。上司等に相談し決めていく。     Q 介護保険認定業務が担当。その中で何が保健師として何が出来るのか悩み,ヘルス部門への情報提供としたがそれでよいか?     A それでよい。